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こちらは 筑波大学水環境生態工学研究室(内海研究室)のページです。

  • 2020年4月、堀部弘貴君(M1)が研究室に加わりました。

  • 2020年3月25日、生物資源学類4年生の天野雪菜さん、原圭司君、吉田有希さんの3名が無事卒業しました。天野雪菜さんは、学群長表彰を授与されました。
研究室ブログ

 ある日の風景を紹介しています。

AGU Fall Meeting 2011 0日目

2011年12月5日 15時00分 [秋山 昇平]


今秋山は、天野さん、しらたきさん、野元君と一緒にAGU Fall Meeting 2011に参加するためにサンフランシスコに来ています。
今日は韓国でトランジットだったのですが、日本–韓国の便でラッキーなことにビジネスクラスシートに座ることができました。そのため、今書いている修論がとても進みました(背景が2行も!)。この学会、幸先が素晴らしいです。
ちなみに、この飛行機のチケットを予約してくれた篠崎さんは、ひとりだけまさかのエコノミークラスシートでした(笑)

日中大学院生フォーラム

2011年10月3日 15時50分 [赤迫 春菜]

M2の赤迫です。
9/24~28にかけて秋山くんとともに日中大学院生フォーラム in 北京に参加してきました。

情報提示がやや遅かったり
タイムキーパーがぐだぐだだったり(ストップウォッチ・ベルもなし)
フォーラムそのものの運営に関してはいくつか改善の余地ありでしたが
おもてなしがとにかく素晴らしかったので
何も言えません。何も言いません。

あきやま
写真は秋山くん。私と時間がモロにかぶってたので聞きに行けませんでした。。
そういえばレーザーポインターもありませんでした。
大多数の人はこうやってプロジェクターの光を浴びながら説明していました。
会場によって雰囲気はそれぞれで、白熱した質疑応答を繰り広げた会場もあれば
シーン…というところもしばしば。(自分のところは後者)

筑波大からの参加メンバーは自分らより年上の人が大多数でしたが
みんな子供みたいにはしゃいで騒ぎまくってました。
ですが、万里の長城では全員が子供みたいに、というわけにはいかず
若い組とそうでない組の2組に分かれてました(笑

 
楽しいこともたくさんしてきました。
秋山くんとフュージョンしたり、元気玉作ってみたり…
賞なんかも貰ってしまいました。
本当に楽しくってずーっと笑い合ってて、緊張して、食べて飲んでの5日間でしたが
私にとって忘れられない大切な思い出になりました^^

発表練習に付き合って下さった先生や先輩方にお礼を言いたいです。
中には夜中まで付き合っていただいた方もいました。
本当にありがとうございました^^

アラスカ縦断調査(8/16~9/11)

2011年9月13日 16時00分 [佐藤]

D2佐藤です。8月中旬より、アラスカ調査に1ヶ月弱行ってきて、一昨日帰ってきました。アラスカ、とても素敵な場所でした。

←左写真は、フェアバンクスという場所から北極海に抜ける高速道路を使った縦断観測中に、日本人冒険家の松浦さん(日本国旗を持っている)に偶然出会ったところ。バイクを使って南アメリカ、中米、北米縦走を経てアラスカに来ていて、これまでに、もう7~8万キロは走ったとのこと。仰天です。久々の日本人との遭遇に喜んでくれました。挑戦する心、輝いていました。



調査はというと、、天候にも恵まれ無事取りたいサンプルを持ち帰ることができました。今回は永久凍土帯の融解が懸念されている中、土壌から放出されるCO2に着目していて、
植生の異なる場所や、森林火災跡地などで土壌から出るCO2やメタンを測定します。

広大な大地に伸びる高速道路。その脇に車を止めて、観測サイトに向かいます。ツンドラ地帯の調査中はこんな↓感じ。広い中にぽつんといるのが同行した先生と研究者の方です。










森林火災の跡地(アラスカでは2000年以降頻繁に火災が起こっています)では、ブルーベリーが繁茂し、豊富に実っている場所もあります。つまみながらの調査。格別です。観測後はブルーベリー狩りも実施し、ジャムにしました。







最後に、調査中に見た動物達(カメラで撮影できたもの)。ジャコウウシ、カリブー(トナカイ)、地リス(いっぱいいて可愛い、秋なのでぽっちゃり)。


加えて、泥だらけになりながらも、無事に走ってくれた車。ありがとう。

ピートサンプリング @稚内周辺 8/29-31

2011年8月31日 23時03分 [篠崎 鉄哉]

篠崎です。

8/29-31と、環境研の先生、M1の野元君とともに北海道にピート(泥炭)のサンプリングに行ってきました。

サイトは稚内です。まさに日本最北の地です。
行く前は「もう9月だし涼しそうだな」と思ってたのですが・・・暑い。
つくばとなにも変わらない。
むしろ機材を運んでる時は滝のような汗をかき(※私だけ)、普段運動をしていないカラダは悲鳴を上げていました。

さて、サンプリングは色々ありましたが、なんとか目標は達成といったところでしょうか。
ちょっとサンプリングについて紹介しますかね。

↓こんな道無き道を薮こぎして最適ポイントを探します。

いま思えば3日間曇りで、太陽も出ず雨も降らずで非常によかったです。
サンプリング日和でした。


↓ジオスライサーによるピートの掘削

50cm or 100cmのピートを掘削できます。
普通の土壌と違ってピートは非常に柔らかいので、比較的容易にジオスライサーを埋め込むことができます。


↓ピートコアラーによる掘削

ロングコア(今回は350cmほど)のピートを掘削できます。
ただし、長くなれば長くなるほど差し込むのが難しく、3人ではせいぜい5mが限度ということが今回わかりました。

これらのピート試料からは過去の気候(気温、降水量など)を復元することができます。
ヨーロッパなどで記録が残っている小氷期(西暦1400-1600年ほど)や中世温暖期(西暦800-1000年ほど)といった時期に、北日本ではどのような気候だったのでしょうか?
今回採取したサンプルからその答えがわかるかもしれません。

さて、写真に写っているのはすべて野元くんですが、今回の調査で一番印象に残ったのは、初日の晩ご飯に激辛カレーを食べていたカレです。
正座で背筋をピンと張り、虚ろな目で激辛カレーを食べていたカレのその様子は私の記憶から消えることはないでしょう。

アオコ日和

2011年8月12日 13時03分 [赤迫 春菜]

杉浦研M2の赤迫です。
連日猛暑の中、いかがお過ごしでしょうか。

今年は梅雨明けと同時に、霞ヶ浦にミクロキスチスが発生するようになりました。
サンプリングの度にどんどん緑色になっていく霞ヶ浦でしたが
昨日行ってみたらこんな感じになってしまいました。

土浦港にて 流入河川にもアオコ
フレッシュなアオコというよりも、死んだアオコが集積し
土浦駅周辺はその腐敗臭が漂っていました。
本当に耐えられないくらいの臭いで、通りゆく女子高生たちも鼻をつまんで歩いていました。。

また、近年稀にみる爆発的な発生のようで
先日の夕方のスーパーニュースに取り上げられるほどだったそうです。

私の浄水場からとったサンプ
ルにも大量のミクロキスチスが流入していていました。
えらいこっちゃ…どんなデータが出るのやら。。
「アオコが見たい!」という研究室メンバーも意外に多く
現場を見てはキャーキャー騒いでいます^^

霞ヶ浦に流入する河川でも、アオコが気持ち悪いくらいに出ているので
収束するにはまだまだ時間がかかりそうですね。

汚い写真ばかりだったので、最後に涼しげな写真を1枚。
いつどこで食べたかはご想像にお任せします^^
今季初のかき氷